化粧品OEMの視点から考える『鼻』
周囲を見回してください。 場所はどこでも。通勤の電車やカフェでもOKです。 完璧な鼻を持つ人がいかに少ないかということがわかるでしょう。 その反対に完璧な鼻でなくても、魅力的な人がたくさんいることもわかります。 目や口元はパーツ単体でもチャーミングだったりするのですが、 鼻は他のパーツとは異なる性質を持っています。 顔の印象を決めるパーツと聞くと、多くの人は「目」や「口元」を思い浮かべます。 一方で、鼻は顔の中心にありながら、美容の世界では「忘れ鼻」という言葉で 表現されることがあります。これは、印象に残らない鼻という意味ではありません。 むしろ、顔全体とのバランスが取れている違和感がないメイクやスキンケアが 自然に調和している状態を指す、美容的な表現です。 今回は、化粧品 OEM ・商品企画の現場から、 鼻というパーツについて考えてみたいと思います。 鼻は「主張しすぎる」とバランスを崩しやすい 化粧品企画において、私たちは「部分」ではなく「全体」を見ています。 例えばスキンケアでも以下の調和を重視します。 ・肌だけ白く浮いていないか ・ツヤだけが過剰になっていないか ・香りが強すぎないか 過剰な設計でメイクを作ると、目立つのですが、舞台メイク品のようになり、 結局は長期使用をしていただけないことがあります。 鼻も同じです。 鼻は顔の中央にあるため、少しのテカリ、毛穴、赤みでも目立ちやすい一方、 主張が強すぎると顔全体のバランスを崩しやすいパーツでもあります。 だからこそ「忘れ鼻」という考え方には、悪目立ちしない美しさという意味が含まれています。 「鼻まわり」の悩みは非常に多い 化粧品 OEM の企画相談でも、鼻まわりに関する悩みは非常に多く挙がります。 毛穴・黒ずみ・テカリ・メイク崩れ・乾燥・赤み・角栓 興味深いのは、鼻は「皮脂が多い」のに「乾燥感」も訴えられやすいことです。 そのため、単純に脱脂力を強くすると、バリア機能低下や過剰皮脂、 摩擦刺激などにつながる場合があります。 OEM 開発では、「落とす」と「守る...