優しく解説~EU化粧品市場の流れ
EUで化粧品成分の見直しが進んでいます
欧州委員会(EU)が、世界貿易機関(WTO)の「貿易の技術的障壁(TBT)協定」に基づき、
化粧品規則(EC)No 1223/2009 に関する新しい規制が始まりました。
レチノールを含む一部の成分について、化粧品への使用を制限するという内容です。
「え、レチノールってよく聞く美容成分だけど…?」
と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
今回の通知は、すぐに使用できなくなるということではなく、
安全性に関する最新情報を踏まえて、EUが過剰摂取を防ぐといった内容です。
大切なのは、世界的に「より安全で安心できる化粧品」を届けるための見直しだという点です。他にもアルブチンやコウジ酸なども制限が施行されました。
今回はEU化粧品市場で押さえておきたい大きな流れを6つご紹介します。
1. サステナビリティ&エシカル(環境・倫理重視)
「地球にも人にもやさしい化粧品」がますます求められています。
2. デジタル・Eコマース・D2Cの台頭
化粧品購買チャネルが変化しており、オンライン販売、モバイル/ショート動画経由、ダイレクト・トゥ・コンシューマー(D2C)ブランドが勢いを増しています。
3. スキンフィケーション(メイク・ボディ・ヘアへのスキンケア化)
肌を整えるというカテゴリが、スキンケア領域だけでなくボディケア、ヘアケア、メイクまで浸透しています。
4. パーソナライズ・テクノロジー
「自分用にカスタマイズされた化粧品」「AIやARを使った肌診断」「デジタル製品体験」が注目されています。
5. 包装・サプライチェーン・規制の進化
包装材のエコデザイン、再利用・リサイクル対応、環境に配慮したサプライチェーン構築が強く求められています。
6. インクルーシビティ(多様性対応)と価値消費
消費者がブランドや商品に求める価値が変化しています。「誰でも使える」「多様な肌色・年齢・性別に配慮」「ブランドとしての社会的・環境的なメッセージ」などです。
私たちはOEM/ODMの立場として、
国際的な流れを把握していき、商品づくりに活かしていきます。
引き続き、安心して使える化粧品づくりを一緒に考えていきましょう。






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